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【技術解説】発泡スチロール製魚箱の作り方
パナ・ケミカルの技術顧問を務めさせて頂いています技術士の本堀です。 パナ・ケミカルといいますと、真っ先に 「発泡スチロール(EPS)のマテリアルリサイクル」 と思い浮かぶ方が多いのではないかと思います。 最近では、発泡スチロールのマテリアルリサイクルはプラスチックリサイクルの先駆的な事例として、専門的な技術書のみならず環境教育に関する教科書にも掲載されています。 今やパナ・ケミカルが築き上げた発泡スチロールのマテリアルリサイクルシステムは、 “日本発祥” のリサイクルのトップランナー 「JーEPS recycling」 として海外でも知られる存在にまで成長しました。 中でも卸売市場やスーパーマーケットなどで排出される「発泡スチロール製魚箱」をターゲットとしたマテリアルリサイクルはJーEPS recyclingシステムの中核を担う存在です。 発泡スチロール製の魚箱のマテリアルリサイクルを進めるためには、そもそも発泡スチロール製魚箱がどの様に作られ、どの様な性質を持っているのかを知る必要があります。 そこで今回は、発泡スチ

本堀 雷太
11月1日


パナ・ケミカルブランディング第2回:存在意義の再定義と「形」に込めた一貫性― プラスチックリサイクルで世界をつなぐ
ブランディングの起点は、企業の存在意義を問い直し、言葉として明確にすることです。 パナ・ケミカルの場合、その結晶が 「プラスチックリサイクルで世界をつなぐ」 というミッションに至りました。 この言葉は、50年以上にわたり築かれてきた歴史と、これから目指す未来の方向性を一...
臼井 亮介
10月13日


有事にも備える発泡スチロールリサイクル ― 50年続く「J-EPS recycling」の仕組み
私たちは、発泡スチロール(EPS)の再資源化を通じて、50年にわたり国際的な資源循環を続けてきました。その仕組みは、シンプルでありながら非常に合理的です。 まず、発泡スチロール製の魚箱などが大量に発生する現場に、専用の処理機を設置します。...

パナ ケミカル
10月10日


共に歩んだ50年、そして次の50年へ
環境業界を長く支えてこられた日報ビジネス株式会社の看板雑誌『月刊廃棄物』( https://www.nippo.co.jp/ )が創刊50周年を迎えられたことを心よりお祝い申し上げます。 日頃よりNEW環境展や循環経済新聞などで大変お世話になっているご縁もあり、記念号に弊社...

パナ ケミカル
10月7日


【技術解説】スチレンの人体に対する有害性
パナ・ケミカルの技術顧問を務めさせて頂いています技術士の本堀です。 さて、発泡スチロール(EPS)のマテリアルリサイクルを行うには、まず 「減容化」 という処理を行う必要があります。 減容化とは、読んで字の如く体積(容積)を減らす作業なのですが、原理的には...

本堀 雷太
10月1日


パナ・ケミカルブランディング第1回:ブランドは企業の「芯」を映すもの― C.I起点で考えるブランディングの基本姿勢と表現
パナ・ケミカルのブランディングをサポートしている合同会社KESHINの臼井です。 ブランドという言葉を聞いたとき、多くの人が思い浮かべるのはロゴやパッケージ、広告のデザインかもしれません。もちろんそれらはブランドを形づくる大切な要素ですが、KESHINが大切にしているのは、...
臼井 亮介
9月4日


【技術コンサルティングの現場から】コイツは便利だ!かなり使えるゾ!
パナ・ケミカルの技術顧問を務めさせて頂いています技術士の本堀です。まだ暑い日が続きますね。 さて、私はプラスチックに関する技術を専門の一つとしているのですが、客先での技術指導を行う際に 「サンプリング」 を行う事が良くあります。 ...

本堀 雷太
9月1日


朗読スチローを公開しました!
株式会社パナ・ケミカル創業50周年を記念し、一般社団法人J-EPS recycling協会と協力して制作した絵本『スチロー』の読み聞かせ動画を公開します。発泡スチロールリサイクル45周年を機に誕生したこの物語は、魚箱のスチローが1万kmの冒険を経て夢を叶える旅。絵は全国で活...

パナ ケミカル
8月31日


【労働安全衛生】熱中症についての基本事項をキッチリと整理します!
パナ・ケミカルの技術顧問を務めさせて頂いています技術士の本堀です。暑い日が続きますね。 ご存知の方も多いかと思いますが、職場における熱中症の重篤化を防止するため、 改正労働安全衛生規則 が2025年6月1日から施行されました。 ...

本堀 雷太
8月1日


「絵本スチロー」ができるまで〜J-EPS recyclingの仕組みと想いを込めて〜
絵本スチローは、J-EPS recyclingの仕組みと、私たちが大切にしている“潔いリサイクル”の想いを、子どもから大人まで、誰もが楽しみながら理解してもらえるように――そんな願いを込めて、制作しました。 構想から完成まで、おおよそ1年。...

パナ ケミカル
7月31日


人と人の間にあるもの
仕事柄、海外の取引先の方々とやり取りする機会が多く、普段はメールでのやり取りが中心です。情報はしっかり伝え合えていても、実際に来日されて会社にお越しくださると、「直接会う」ことの大切さをあらためて感じます。 顔を合わせると会話が広がり、お相手の人となりも自然と伝わってきま...

パナ ケミカル
7月29日


連休前の静かな忙しさ
夏休み本番ですね。大型連休に入る方も多いこの季節。私もお休みを楽しみにしている一人ですが、実務の現場では思わぬ影響もあります。海外へ貨物を運ぶコンテナ船のスケジュールが、連休の影響で大きく乱れるのです。 「船の予約が一杯でコンテナを載せられません」「連休の都合で、船が寄港...

パナ ケミカル
7月29日


捨てるには惜しい「スケルトン」
PS・PET・PPなどのプラスチック素材から製品を打ち抜く際に出る“スケルトン”は、容器製品ロスとして全体の約2割を占めるとも言われています。国内での再利用やフレーク加工による輸出など、これまでも資源としての活用は進んできました。しかし近年は、食品衛生法の改正や資源循環の制...

パナ ケミカル
7月29日


一般社団法人資源プラ協会との定期打ち合わせについて
― プロフェッショナルとの連携が、私たちの事業の礎 ― パナケミカルでは、年間を通じて数回、一般社団法人資源プラ協会の理事の皆様と、リアルでの打ち合わせを実施しています。 資源プラ協会は、技術・法務・貿易・機械といった各分野に精通した専門家が理事を務める、まさに“資源プ...

パナ ケミカル
7月23日


ヒノキの香りにつつまれる
週末、山梨県北杜市を訪れました。 今回の宿泊先は、社員が自由に利用できる会社の保養所「パナ・ケミカルロッジ」。 古い邸宅を改装したこのロッジは、室内全体が広々としたヒノキ造り。 扉を開けた瞬間、爽やかなヒノキの香りがふわりと広がり、思わず深く息を吸い込みました。 ...

パナ ケミカル
7月23日


みんなでいただく夏の贈り物
夏の訪れとともに、毎年ありがたく頂戴しているのが「お中元」です。日頃お世話になっているお取引先様から心温まる贈り物をいただくたびに、感謝の気持ちとともに、季節の移ろいを感じます。 弊社では、頂いたお中元は社内で共有し、社員みんなで感謝の気持ちを込めて美味しく頂いています。...

パナ ケミカル
7月15日


社員と顧問と、時々関係者!パナケミ50周年記念似顔絵が完成しました!
パナ・ケミカルは今年、創業50周年を迎えました。この節目に、長年にわたり絵本『スチロー』や会社案内のイラストを手がけてくださっている旭川在住のイラストレーター・小川健一さん(昇夢虹 https://www.syoumukou.com/...

パナ ケミカル
7月15日


【技術コンサルティングの現場から】工場に巣くうゴキブリにはご用心!
パナ・ケミカルの技術顧問を務めさせて頂いています本堀です。 最近の破砕機・粉砕機というものは実にスグレモノでして、比重選別や磁選別などの異物除去機構がデフォルトで組み込まれているもが多く存在します。 例えば下写真は、発泡スチロール製魚箱の減容処理における粗破砕時の比...

本堀 雷太
7月2日


輸出入の基本知識「HSコード」をわかりやすく解説します(その二)
こんにちは、パナケミカルです。 本記事は、日頃より弊社の輸出業務をサポートいただいている山九通商の時本さんにご協力いただきました。 時本さんは「一般社団法人資源プラ協会」の理事としても、貿易実務の専門的なアドバイスを行っていらっしゃいます。...

パナ ケミカル
7月1日


輸出入の基本知識「HSコード」をわかりやすく解説します(その一)
こんにちは、パナケミカルです。 本記事は、日頃より弊社の輸出業務をサポートいただいている山九通商の時本社長にご協力いただきました。 時本社長は「一般社団法人資源プラ協会」の理事としても、貿易実務の専門的なアドバイスを行っていらっしゃいます。...

パナ ケミカル
7月1日
