資源プラの未来をつくる共創現場 ― プラスチックリサイクルビレッジ13年の歩み
- パナ ケミカル

- 5月31日
- 読了時間: 2分

― 現場課題から生まれた、資源プラ製造の最前線 ―
先日、東京ビッグサイトで開催されたNEW環境展2025にて、私たちは13年目となる「プラスチックリサイクルビレッジ」を出展しました。
この取り組みは、単なる展示ブースではありません。現場の課題を知り尽くした専門商社と、リサイクル処理機の国内トップメーカーが手を組み、“資源プラ製造”を可能にする仕組みを具現化したプロジェクトです。
トップランナー企業による「共創」の場
このプロジェクトの始まりは2013年。展示会をきっかけに、機械メーカーと隣接ブースを設けるという構想からスタートし、やがて「リサイクルビレッジ」と呼ばれる企業連合体へと成長しました。
初期メンバーは、破砕機・圧縮梱包機・熱減容機といった国産または国内アセンブリの機械メーカーに加え、プラント設計企業やプラスチックの有価買取商社など。業界をけん引する5社のトップランナーが集まり、それぞれの強みと技術を結集して、**単なる機械展示にとどまらない「循環の提案」**を行うことを目的としました。
業界最大級の「リサイクル体験型展示」へ
現在では、参加企業は9社に拡大、業界でも有数のスケールを誇る共同出展エリアとなっています。
ブースでは、各社の処理機やプラント設備の紹介に加え、それらの機械によって再生された資源プラスチック(資源プラ)の実物展示、さらには国内外の最新市況情報の提供まで、幅広い内容をカバーしています。
