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【パナケミの独り言】かつての中国PETブーム

更新日:2024年5月8日

昨今は国内のPETボトルリサイクルブームの勢いが止まりません。もともとPET樹脂は安い原料の一つで、中国で正解の7割が製造されています。


日本政府も中国のPET樹脂が安いので、アンチダンピングとして50%関税を現在も課しています。関税をかけられた状態で現在の価格が170円/kg(2022年12月)程度なのですが、飲料メーカーは再生ペレットの購入価格を350円/kgぐらい(バージンお価格の倍)まで引き上げており、加熱気味になっており、リサイクル業界からは持続可能性を疑う声や、独禁法や下請け法に抵触するのではないかとの声が出ているくらいです。


振り返ると、2018年に中国の輸入禁止のナショナルソードが発動する前までは、長年、中国PETボトルリサイクルバブルが続いていました。ブームは2003年あたりから始まったので、15年ほど価格の暴騰と暴落を繰り返しながら拡大しました。

輸出先も中国、特に寧波で、用途も現在のボトルやシート向けではなく、PET綿の原料として大量に使われていました。


弊社も2000年くらいからPETボトル粉砕品の輸出を行い多い時では、月間1000トン以上の実績がありました。

この写真は2010年くらいの写真です。


大量に仕入れた粉砕品やボトル(日本からは輸出が制限されていた)を工場で洗浄し、熱をかけ糸を引いてゆきます。ペレット工場と違い工場設備が大型なので1工場で月間5000トン使うのはざらで、最大級の工場では最盛期で月間4万トンということもありました。


今、見返すと人と労力をかけて汚れを取るので非常に人件費のかかるリサイクルだったとも言えます。







 
 
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